イエローストーンが2014年に噴火する?動物達の脱出はその前兆? [最近の気になる話題]
北アメリカ大陸最大の火山帯であるイエローストーンが
この2014年にも噴火するのでは?との不安の声が高まって
いるようです。
http://cdn.ruvr.ru/2014/03/26/1502458319/9h_51107391.jpg
この「イエローストーン噴火説」は、
・3月30日に過去 30年で最大となるマグニチュード4.8の
地震を含め60回もの揺れを観測
・理由は不明ながら、イエローストーン国立公園からバイソンの
群れが逃げている?ビデオの存在
・その他の大型動物たちもイエローストーン付近から姿を
消している
あたりを発端にしているようです。
イエローストーンから逃げているように見えるバイソンの
大群については、その動画が世界中にウイルス的に拡散
しているので、ちょっと冷静に対処する必要もあるかと、
個人的には思います。
*これがその「逃げている?バイソンの群れ」動画です。
公園の広報担当者は、「彼らは単に走っていただけです」と
語っているようです。当日は春の陽気に包まれた暖かい日で
あったため、そのような時には普通に走るものだと。
イエローストーン国立公園の当局も、4月4日に、火山に噴火が
差し迫っていることついて公式に否定してまして、バイソンの
群れの件も火山活動から逃げているのではないと説明している
とのこと。
ただ、地震が活発化しているのは事実のようですし、この
10年間で公園全体が10cm以上隆起、池が干上がる、噴気が
活発化する、などの危険な兆候も観察されています。
また、地方紙のデンバーポストによると、米国地質監査局の
地質科学者がイエローストーン公園内の湖の底で高さ30m以上
、直径600m以上の巨大な起を発見した、と伝えています。
あるシミュレーションでは、
イエローストーンで噴火が起きた場合、
・数日内に大量の火山灰がヨーロッパ大陸に届き、
・アメリカ国土の75%の環境が変わり、
・火山から半径1000km以内の90%の人が火山灰で
窒息死し、
・地球の年平均気温は10度下がり、その寒冷気候は6年から
10年間続く
としています。
いずれにせよ、報道の数自体は「噴火の不安」について記述する
記事が圧倒的に多いようですから、アメリカ国民がイエロー
ストーンの動向に注目していることは事実でしょう。
無論、実際にイエローストーンが噴火した場合は、影響を
受けるのはアメリカだけではありませんが。
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