【注意】梅毒が若年層で流行?!その症状とは?(写真あり) [最近の気になる話題]
主に性行為で感染するといわれている感染症
「梅毒」の患者数が、昨年1000人を上回ったと
報道されていますね。
国立感染症研究所によりますと、25年に梅毒と
診断された人は前年比351人増(1.4倍)の1226人
だそうです。
22年(621人)から3年連続の増加とのこと。
この数は、現行の統計法になった平成12年以降
では最高で、1千人を超えたのも初だそう。
内訳は男性が989人と8割を占め、特に25~39歳と
若年層での感染が目立っているようです。
専門家によると「増加の原因は不明だが、
患者の多くは男性同士の性的接触の経験を
持っている。こうしたコミュニティー(いわゆる
ボーイズラブ?)に梅毒が入り込んでいる
可能性がある」と指摘しています。
この梅毒、過去には大流行したこともあり、
不治の病として恐れられていたようですが、
治療薬ペニシリンが発見されてからは、早期
治療すれば完治する病気となっています。
私も中学の時、保健の授業で、この梅毒を含めた
いわゆる「性病」に侵された患者さんの写真を
スライドで見せられた記憶があります。
梅毒の症状は、感染してから「3週間後」、
「3ヵ月後」、「3年後」で変わっていくことが
知られています。
以下、それぞれの写真と症状を示します。
「3週間後」・・・第1期梅毒
http://modernmedicalguide.com/wp-content/uploads/2010/01/Mouth-Sores.jpg
・痛みのないしこり
感染した箇所(性器、口、肛門、手指など)の
皮ふや粘膜に、しこりができます。その後、
しこりの中心部が硬く盛り上がります。
・痛みのないリンパ節のはれ
太ももの付け根の部分がはれます。
※これらの症状は、放置しておくと2~3週間で
消えます。
「3ヵ月後」・・・第2期梅毒
http://images.nciku.com/sourcing_images/27/27234_getty_20080730182132.jpg
病原菌が血液に入り、全身に広がる。
・ピンク色の円形のあざ
体の中心線にあたる部分を中心に顔や手足に
できます。
・赤茶色の盛り上がったブツブツ
小豆からえんどう豆くらいの大きさ
・脱毛症状
※これらの症状は、3ヵ月から3年続き、自然に
消えます。
【その後しばらく、無症状が続きます。】
「3年後」・・・第3期梅毒
※写真はグロすぎるので省略します。
・しこりができる
皮下組織にできる結節性梅毒疹やゴム腫と
言われる大きめのしこり。
※現在ではほとんどみられません。
「末期症状」・・・第3期梅毒
心臓、血管、神経、目などに重い障害が出る。
※現在ではほとんどみられません。
専門家は、「早期に治療することが感染拡大の
予防となる。ためらわずに病院で検査を受けて
ほしい」と語っています。
とにかく、早期の治療で完治するとのことですから
皆様もお気を付けあれ。
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