エボラ出血熱の恐ろしい症状とは?(画像あり) [最近の気になる話題]
西アフリカのギニアで2014年2月以降発生した
エボラ出血熱はリベリアやシエラレオネの隣国
まで感染が拡大しているようですね。
3月28日現在、感染が疑われる患者の総計は
111人で、うち70人が亡しているとのこと。
22日までに、感染した患者に接触したヘルスワーカー
も8人亡くなり、現地では患者に対する医療行為の
遅れも危惧されているようです。
エボラ出血熱という病気は、ウイルス性の
感染症ですが、今のところ有効な治療法や
予防のためのワクチンがありません。
病気を発症した患者の血液や唾液、排せつ物に
触れる、あるいは病気に感染した動物への接触、
またはその肉を食べることで感染すると言われて
います。
症状としては、発熱やおう吐、下痢などに
続き、最終的には体の各部位から出血して
死に至ります。
症状の進行が速く、致死率も25%~90%と非常に
高いことが特徴の恐ろしい病気です。
次の画像がエボラウイルスとその感染者の様子です。
https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRsICIvZBVK5Qnh4HWASWilPRdVzFxByUh0fVWkpbqUYMtBBzCl
http://www.huffingtonpost.com/2012/08/27/ebola-phone-theft-steals-infected-patient_n_1832927.html?utm_hp_ref=weird-news
エボラ出血熱は、1976年にアフリカのスーダンと
ザイール(現コンゴ民主共和国)で初めて感染が
報告された病気です。
当時、スーダンでは感染者284人中151人が、
ザイールでは318人中280人がそれぞれ死亡した
記録が残っています。
その後もアフリカのコートジボワール、ガボン、
ウガンダで1994年以降たびたび発生、近年では
2012年にウガンダでの事例があります。
このときは患者24人のうち、11人が亡くなっています。
今回はギニアだけでなく周辺国のリベリア、
シエラレオネでも感染が確認されており、国境を
越えて感染が広がった初めてのケースとなるようです。
日本への影響も心配なところですが、エボラ出血熱の
場合、感染後の致死率が高く、また感染後亡くなる
までが短期間で患者の行動範囲が狭いため、
鳥インフルエンザ(広範囲に拡大する)のような
感染の仕方はしないと専門家は見ているようです。
ただ、某CMじゃないですけど、
「可能性はゼロではない」ですよね。
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